誰にでも優しく落ち着いた性格。少しビビり。

元々一人称が「俺」だったが、妹と接し始めて「僕」に変えた。

元々父と母の三人家族。だが、母は体が弱く、父は治療費を稼ぐために朝から夜まで働き、家に全くいなかった。母は優しく穏やかな女性で、幸音にいろんな歌を教えてくれた。そんな母が大好きで、教えてもらった歌は家で沢山練習して、母に聞かせていた。そうすると喜んでくれる母の笑顔が好きだった。大好きだった母は幸音が8歳の時に、病で亡くなる。「あなたの名前はみんなに幸せな音を届けてほしいから、お父さんと一緒につけた。」と母はよく話してくれていたが、母が亡くなったショックで歌うことをやめる。

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全く家にいなかった父は嫌い。幸音が12歳の時にそんな父が再婚し、新しい母と妹を連れてきたが、全く好きになれなかった。
新しい妹はそんなことも気にせず幸人に明るく接してきたため、妹に心を開き、次第に性格も明るくなっていった。そんな中、妹も重い病を患い、日に日に笑顔がなくなっていく。妹のために自分が出来たことは、歌うことだけで、妹に歌を歌えば、妹は笑顔を見せてくれていた。
大好きな妹のために、テレビに出て有名なミュージシャンになることを決意した。

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​現在、家族は全員死んでいる。