遊び人。夏焼の家に居候している。衣食住を提供される代わりに探偵事務所で働いている。夏焼と喧嘩するとよく野宿していた。最近は八坂夏音の家にお邪魔している。

酒とタバコと博打が好きで、ヘビースモーカー。タバコないと生きらんないレベルでタバコ持ってる。楽観的で口が軽く、怠け癖があるが、顔がいいので女子は寄ってくる。目つきは悪いが顔が整っている。

お寺に生まれて厳しく躾られた為、宗教嫌いの無神論者になった。

夏焼がバリバリの関西弁を使っていたので、口調が移り、似非関西弁を使う。生まれは東京。

​右腕を失って、小色蒼に義手を作ってもらった。

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Past story　　　～過去の話～

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親の跡継ぎになるのが嫌で、反抗するため暴力団に入る。そこで優莉という青年と出会う。暴力団は筋が通っているものではなかった。優莉は貧乏でお金がなく、金を手に入れるために暴力団に入っていた。見た目は貧弱で力もなく、暴力団内からもいじめられていたが、頭はよかったため、後から自分だとばれないように仕返しをしていた。そんな優莉を見て面白いと思った九条惣助は彼に話しかけ、次第に彼らは親友になった。だが、突如妹の容態が急変し、すぐさまお金が必要になった優莉は、暴力団の金庫から金を盗みだすが、すぐにつかまり、半殺しにされる。そして一緒にいた九条も巻き込まれ、ここにいては危ないと思った九条は優莉と一緒に暴力団から逃げる算段を立てていたが、その計画はバレてしまう。そして、優莉の妹は暴力団に殺され、優莉には九条がやったと吹き込まれる。だが、優莉はそのことを信じなかった為、優莉は厄介払いに納屋に監禁される。そんなことを全く知らない九条は納屋に密売の証拠があるから納屋ごと火を放って燃やしてほしいと言われ、何の疑問もなく火を放ってしまう。中からその様子を見ていた優莉は九条が裏切ったと思い、復讐を果たすため全身にやけどを負いながらも、そこから何とか生きて逃げ出したが、暴力団は優莉が死んだと思っている為、九条に納屋の中に優莉がいたことを話して、人殺しだと言いつける。それをネタにいいように使われていたが、ついに疲れてしまった九条はそこから逃げ出した。追手に追われている中、そこから助け出してくれたのが探偵の夏焼だった。

元々はそんな環境で生きてきたため、利己的な性格であったが、探偵事務所で色んな人と関わっていく中で、他人に絆されていき、他人のために右手を失い、他人のために命さえ失ったことがある。